いい鶏肉を使う時は、前にもやったように、下味とかそういうのをしっかりつけることなく、サクサクやっても最高に美味しいものができます。
国産の鶏だけどちょっとお安めなやつとかに関して言うと、味わいがあっさりしてしまうので、ちょっと漬け込みを強くしてあげれば美味しくなります。
で、今回はそう言う国産のスーパーで買うようなふつうの鶏で唐揚げをやります。
白いのは、揚げ時間かかりますが、爽やかしっとり。
茶色いのは、メイラード反応の影響などもあり、強めの味わいに。
白と茶色の違いは、見た目の他にそう言う違いがあるわけ。
時間がかかるのは、明らかに白です。
■材料
・鶏肉(ももでもむねでも好きなのを食べたいだけ)
・日本酒(適量)
・醤油(適量)
・すりニンニク(適量)
・塩(今回は、ろく助塩を使ってます。適量 ※なければ普通の塩で。旨味強くしたいなら化調やら使えばいいと思う。俺は使わないけど)
・薄力粉(適量)
・片栗粉(薄力粉と同量)
■作り方
1.鶏肉を適当にカットしてボウルに入れ、まず塩を軽く振ってなじませたのち、醤油:日本酒を1:1で絡め、すりニンニクも軽く加えて20分くらい寝かしておく。
2.1の汁気を拭いて、薄力粉・片栗粉を1:1で合わせたものを纏わせて、揚げます。
※二度あげとかもせず、揚げ焼き気味でやります。
※白をやる場合は、揚げ温度は160℃くらいかそれより若干下くらいで、衣が色づかないように、ゆっくり揚げていきます。泡が小さくなったら揚げ上がり。油から上げて余熱で中に火を通していきます。
※茶色の場合は、180℃くらいでやっていきますが、焦げやすいので、状況によって火加減を調整して油の温度を調整しながら揚げていきます。

3.米津が肉にまわったら、皿に盛り付けて完成。
※今回は、アスパラガスの素揚げを添えてます。
■まとめ
じゃあ海外の鶏とかどうすんの?ってなったら、下味というか臭みぬきの対応をするので、ちょっと手間かけます。半日以上はこの仕込み作業になるかな。ニンニクや生姜、酒とかをしっか使って仕込んでいけばまぁなんとか使えるかなぁという感じ。お値打ち料飲店とかでも、おそらくそういう仕事をしてるかと思います。
