昔は、ラーメン的なものは不毛の地だったはずなのに、今となってはラーメンそこそこに激戦区となってしまった練馬。
つい最近、ラーショが出来たばかりだし、家系だって見田家がある。
それがまぁ何故だか新たに練馬駅近くにもう1軒家系ができるとは。
元・焼肉名門の跡地に出来た、八代目野中家。
最近勢力をどんどん広げてるグループらしい。
家系の系譜はもう俺はよくわからんです。追うのも大変。美味いかそうじゃないかでいいです。
今回は開店初日ということで、ワンコインで食べられるということで、ラーメン並にライス、そして燻製チャーシュー3枚追加・煮豚チャーシュ1枚追加でオーダー。
カスタマイズは当然、全部普通。デフォルトを俺は知らないからね。

ライスは食べ放題。自分で盛りに行くセルフスタイル。
待っている間も、「味濃い薄いあったら仰ってください」「ラーメンはライスに合うように作ってます」など、しっかり目に声かけしてました。
食卓には、ふりかけ・マヨネーズ・ニンニクと生姜に酢に黒胡椒。
さて、ラーメンが出来上がりました。

スープから行きます。家系らしい飯にあうしょっぱさは確かにあるのだけど、うっすら鶏を感じる良きバランスの豚骨醤油のスープ。バランス感がよく、何かが突出しているというわけではない、意外と味わいが見た目ほど強くない、旨口なテクスチャ。
燻製チャーシュー、これは本当に正解というか最適解だと思う。薄く切られていることが良い方向に向かっているのだろう。しっかり薫香があるだろうが、肉自体がしっとりとしており、スープとしっかり合ってくれる、良き相乗効果を醸している。
ライスを頼んで、スープと一緒に楽しんでみたが、スープバランスが良すぎて、あれ?これライスいらなくない?と思うくらいのレベル感だったので、卓上のニンニクとふりかけでライスを食べました。
あれ?マヨネーズは?っておもでしょ?カウンターで座る場所にうよっては、マヨがとりにくくてね、かといって、隣の客にすいませんってやる勇気もないし、もういいやライスもおかわりいらないしとなり、まぁそのままだったわけ。
で、やっぱり最後は、酢を入れて味変して食べるのだけど、この酢を入れた後のバランスもすこぶるいい。

正直な話、家系でスープを飲み干したのは初めてです。
家系のスープ、大体残します、俺。家系創始の店ですら残しますが、いや、初めて飲み干してしまった。
それくらい、素直に美味しかったわけです。
昔は固め濃いめ多めが基本だった俺ですが、マジでそんな頃の俺をぶん殴りたいくらいですが、ここ数年カスタマイズなぞせず色々食べてますが、それでもスープ飲み干しは初めて。
あぁ、めちゃくちゃレベル高いのな。
まぁなんだ、これからまた楽しみが増えたという感じか。