料理が上手くなりたいなら、外食しよう。

tips 目分量料理のコツ

僕が料理をするようになったのは、10歳いくかいかないかくらい。
始めて作ったのはグラタンです。マカロニグラタンみたいな可愛いもんじゃないです。


自分一人というより、おかんと一緒に作ったのが最初ですね。

おかんが作る料理を見て覚え、時が経ち、
バーテンダーをやりながら、イタリアンの店と和食の店でそれぞれ料理の基礎基本を覚えて自宅で練習したり、誰かに振る舞ったりっていうのをだいぶやった上で、一人暮らしで色々作ったり誰かに振る舞ったりをしてましたが、そのあとです。

フレンチやらイタリアンやら中華やらその他各国料理からガチ日本料理まで。
仲間のシェフやら仲良くしてもらっている方に直接教えてもらったものも結構あるけど、
実は多くは、「カウンターから料理するところを見て覚え、味を記憶して覚え、記憶が鮮明なうちに自分でやってみる」を繰り返しました。
再現しようって話じゃないです。この動きでこのタイミングでこういうやり方でやるとどうなるっていうそういう段取りを体に叩き込んでいくっていうそういう作業をしてました。

これをずっとやっていると、不思議と、体系的にまとまっていくんです、自分の中で。
そして、みんなそれぞれやり方が違ったりするのがまた興味深く、それも全てに意味があるんだろうと思っていつも見てます。これ、いまだにやってます。

なので、僕の事を知らない人たちからは、「同業者ですか?」と聞かれる事、一度や二度ではなくなってしまっています。同業なのかどうなのかと言われると、食の探究者っていう意味では一緒ですわな。

料理が上手になれるようにするためには、インプットが本当に大事なので、
そういう意味でも、外食しようっていうのは本当におすすめするのですが、
闇雲に外食してもしょうがないって事は言っておきます。
同じ外食するにしても、

・キッチンの様子がわかる、店員との距離が近いカウンターの店に行く
・もしくは、サービスの人が丁寧に説明してくれるような店に行く

このへんは大事かと思います。
ただ単純に外食に行くだけだったら、単なる腹満たし行為にしかならんので。
もっとも、これは、料理に限らず、サービスを勉強するだとか人あしらいを勉強するっていう意味でも外食するのはいいなって思います。
これらを的確に叶える為には、正直な話をすると、大型チェーン店ではまず無理なので、
小中規模の飲食店に行くのが一番いいかと思います。
外食は、学べるものが本当に多くておすすめです。
コスパで言ったら本当に最強以外の何者でもないです。

ちなみに僕は、
自分の舌と感覚がちゃんと正しいのかを知るために
また、感覚をアップデートするためにいくお店がいくつかあります。
どこかっていうのは、近しい人には教えてますが、基本それは秘密です。

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