爺さんの49日法要に行けないからさ、
せめて、旨いもんを・・・客も多いし。
銀座に用事があったから、空也最中でもと思ったが、
生ものだしなぁ、ふむ困った所で思い出したのが、
たちばなのかりんとう。
御徒町の花月のかりんとうは食べた事あるけど、
ここのは、まだだったなぁ・・・という事で買いに行く事に。
銀座8丁目、金春通りと並木通りの間にひっそり佇んでる店。
こりゃ、知ってる人じゃなきゃ分からないわ。ほんとうに、ひっそり。
そして、凄く狭い。お店の方は、御徒町のうさぎや以上に素っ気ない感じ。
老舗の接客って、どこもこんなかんじなんだなぁ・・・
田舎に送る用と、俺が食べる用に「ころ」を購入。
(太い「ころ」と、細い「さえだ」がある)
田舎に送るものは、御供物として~と頼んだら、
午前中の予約とかじゃないとやってくれないとの事だったので、
仕方なく、そのまま購入して、その足で伊東屋まで歩き、
のしと筆ペンを買って、茶でもすすりながら外で文字を書き、
品に添えて、コンビニから郵送しました。
もう、届いてる筈かな。

で、味ですな。
「小麦粉、砂糖、植物油、イースト」のみの使用。
もの凄く素朴というか、無駄が無いというか、
油っぽくなく、さくさくして、変に甘くない。
上品かつ存在感のある味で、
気づいたら、凄い量を1人で食べてしまいそうな、そんな味。
老舗系接客はともかくとして、旨いです。
そして、贈答用等にも、格好がつくんじゃないかなぁ。
因みに、この銀座の店舗でしか手に入らないです。
いろんな意味で、老舗というか銀座を感じられる店だし、味だなぁと思う。