松屋の炙り十勝豚丼を食べてみたけどなんか違うなと思った件

炙り十勝豚丼 [レストラン訪問]ファストフード

松屋って飯のクオリティ高くていいよね。たまに、おや?なんだいこれは?っていうのも出てくるのだけど、基本的なレギュラー料理(牛めしと焼肉定食)は根幹なので外しはないなと思ってはいるのだけど、今回はどうだろう。

たまたま販売当日に松屋を訪れた際、炙り十勝豚丼というのが出てたわけだ。炙れる機材とかない筈なのに炙りって標榜して大丈夫なんだろうか。まぁいいや。

後で確認した公式サイトには

2024年夏の復刻メニュー総選挙で5万票以上を獲得し第2位に輝いた豚丼が復活!
厚切りの豚カルビと濃厚ダレ、炙りの香ばしさが人気の逸品

魔法の甘じょっぱいタレと、醤油と砂糖の焦げた香ばしさが豚肉の旨味を引き出す
豚カルビの脂の旨味にシャキシャキの青ネギの清涼感もマッチした、人気の逸品が復活

というような煽り文句があったわけだ。炙りの香ばしさって書いちゃってるね。⁠本当に大丈夫なんだろうか。炭火炙りとか書いてないだけまだいいか。

で、宣材写真がこちらでした。

こちらより挿入しています https://www.matsuyafoods.co.jp/whatsnew/menu/85381.html

めちゃくちゃ唆る色合いに盛り付けですよね。これで税込930円なら全然オッケーです。
僕が東京でも割と好きなお茶の水の豚野郎みたいな、そんな雰囲気も醸し出しております。

で、実際にやってきた料理はといえば、冒頭の画像にもあったこんな感じです。
そんなに忙しい時間帯じゃない21:30とかにオーダーして、テイクアウトも含めそんなにお客様のいなかった時間帯に、出てきたのがこれです。
もうね、盛り付けとかそういうのは百歩譲ろう。オペレーション的に綺麗になんか多分出せない。マクドだって基本酷いもんなんだから、もうそこはしょうがない。
米は、いつも通りの米なので別に何にも文句はない、豚肉もいつもの豚焼肉そのものなので、何にも文句はない。炙りとか言わなきゃいいです。
肉の量だって正直申し分ないです。なんなら合格です。米が見えないくらいの肉の量。最高です。

問題は、たれです。
たれ、あまじょっぱいの「甘」はどこに行ったんだろう?醤油の角があまり取れていない、結構エッジの効いた醤油しょっぱい味に仕上がっていて、絶妙に飯が進まない感じがしました。よかった、ご飯大盛とかにしないで。

なんだか、たれで全てをぶち壊しにしたような感じがしました。
そして、期待はしてなかったけど、宣材写真とのギャップがすごい。
で、炙りじゃないしそもそも。炙りって入れときゃ売れるだろマーケ感がいやらしいなと個人的に思ってしまい、当たり外れで行ったら、個人的に外れ松屋でした。

ファストフード界でもかなり美味いものをリーズナブルに出す優秀企業さんでも、ちょいちょいこういう事あるのなって個人的には感じてます。

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