ちょいちょい京都に来てはいるのだけど、落ち着いて和食を頂く機会というのはあまりなかったりする。今日も3人での訪問という事でこんな感じなのだけど、普段京都だと、街の中で焼肉だったり居酒屋だったりが多いので、たまにはこういうのもいいよなと思う。
今回は、こちらのコースを。
まずは、お茶を頂いてからの、
竹筒に入った酒で楽しんでいきます。
今回は板前さんの目の前の席に陣取ってます。ビュー的にはここがなんか一番いいなと思う。
まずは、月見豆腐。すっぽん餡で食べる濃厚な卵豆腐といった感じだが、まぁなかなかに旨い。
鱧豊年揚げ、そのまま食べてもいいけど半分残しておいて、
下にあった餡というか美味しいやつに
インして食べると、またこれはこれで旨いわけ。出汁が旨いとこういう芸当もすっと入っていい。
造りも、しっかり仕事がしてあって、よき。
西京焼に和梨ピューレと砕いたナッツ。この組み合わせは驚いた。真似しよう。これは目から鱗。
舞茸天に自家製カラスミ。こんなんうまくないわけがない。
たい麹和えを挟み、
蓮根餅に小芋に松茸。秋だね。
さて、ご飯もの。俺は季節もので鮎ご飯を。香りがまぁいいわ。あと2名はど定番を。
鯖寿司。これ旨いんだよなぁ。
鯛黒寿司。これも定番。たまらん旨い。
最後はお茶と、白餡×実山椒のコントラストが素敵な菓子で〆。
なんにせよ、きっちり背筋の伸びる和食を、板さんたちの仕事を観ながら楽しめるのは良いです。よき学びにもなって、やっぱりたまにはこういうところに行かにゃいかんなって思いました。