ここ数年、焼売ブームじゃないかと思ってます。焼売系居酒屋が出てきたり、焼売家で作る勢も出てきたり(あ、俺か)なんか焼売賑わってんなぁとか思ってた矢先、
「ねりま焼売」って知ってる?
っていう話がきて、いや知らん。全然知らん。なんじゃそれ?
というわけでとりあえず手に入れようと向かったのは練馬・貫井(まぁ中村橋といった方がいいか)にラボを構える豚組さん。六本木のお店にはちょいちょい行ってたし、業界誌でもちょいちょいお見かけしていたのよね。
店頭販売は今の所、毎週金曜 12:00〜20:00ということで、滑り込みで手にいれる。
もも・うで・バラ肉と、単一豚じゃなく銘柄豚のそれぞれいいところを複数掛け合わせしていて、かつ、味付けは「うま藻」・醤油・塩・こしょうのみというシンプルさ。こういうシンプルなものほど隠し事なんか何もできないから、作る人のセンスがめちゃくちゃ問われるわけです。
いらんもんは入ってない、シンプルでいい。
レンジで調理もできるは、俺は、ちゃんと家で蒸し器で蒸します。当たり前です、そっちのが美味いからです。
これね、肉や脂の旨さの輪郭が、食感も相まってよくわかる旨さ。豚の事をわかってないと作れない焼売です。俺が1から作るにしても、ちゃんとした肉屋で部位指定してうんうん唸って作らないと無理なので、これこそさすが専門の人たちが作る豚の焼売だってわかります。余計な味付けをしていないところも非常にいいです。
なぜ、ねりま焼売なの?っていう練馬感はこれからのブランディングでああだこうだなっていくんだとは思いますが、プロダクツはかなり最強というか、うん、これ食べてみてよと本気で思ってます。
オンライン注文もあるけど、受け取りは結局ラボへという感じです。
https://nerima-shumai.square.site