2月の話、両親の結婚記念日ということで皆で河豚でも食べようかという話になり、いくつか店をうんうん探していたが、なかなか良さげな店が見つからず、結局、人伝てでこの店を知る事になったのだが、これがまぁとにかく凄かった。

着席してまず出て来るのは、

皮の湯引き。安定の旨さ。

醤油系のタレにつけられた河豚の身と一緒に溶岩プレートが登場し、

2品目は、焼き河豚。まぁなんと上品な味わい。プリッとした旨さがたまらん。
次に出てきたのは、まぁびっくりだった。

白子焼き(でかい)と、カラスミ。で、これで終わりじゃない。

てっさも一緒に登場。もちろんそれぞれで食べてもいいのだけど、驚愕の食べ方を店主が伝授してくれた訳だ。

テッサに、葱とカラスミを巻いて、焼いた白子を破って、とろっとした白子にどっぷりつけて食べる。これが、恐ろしく旨い。それこそ、なんちゅうものを食わせてくれたんだ的に、記憶に残る食べ方だった。

そりゃあひれ酒もすすむってもんよ(いや、ヒレもでかいな。えらい品質の河豚を仕入れてるなこれ。)

それじゃあ、河豚は鍋にしましょうねと、ポン酢で鍋を楽しんで、そろそろ仕舞いかと思ったら、これから後半戦よろしく、

ふぐフライの登場。何この豪華フライ!たまらんすぎる。大好きフライや、これ!

ダメおしタイム。
鮫皮おろしにワサビが登場。自分でワサビを擦ります。

刺身に寿司(マグロ、アジ)がここで登場。さらに、

ノドグロ握り。河豚からのノドグロ。なんというまぁ・・・

ようやくフィニッシュ。おしんこに、

河豚の鍋の出汁で作った雑炊。鉄板の〆だよね。

最後は、さっぱりとアイスクリーム。
アットホームな感覚なのに、出される物は驚愕。そして河豚の具合がまぁとにかくいい。こんなすごい店があるとは、本当に知らなんだ。