勝手な思い込みだが、東京のとんかつ屋ってのは、清廉で無駄がない店内で、黙って静かな感じでとんかつを喰らうというそういう文化感なのかなと感じているのだが、ここもまさにそんな感じ。
両国駅からほど近いというか、総武線のガード下に店があり、昼間はまあよく並んでいるわけで。
先に注文。大ロース1000円。都内としては破格じゃなかろうか。
飯、味噌汁、大ロース。この存在感よ。
毎度ながら俺はとんかつに直でソースをかけるのは大嫌い。ソースはキャベツにかけてからとんかつと一緒に食べるわけだが、まぁなかなかの肉厚とんかつ、しっとりからりと揚げられていて美味い。
そして、米の飯と味噌汁と合わせて喰らってを繰り返して、ご馳走さんといくわけです。
注文して、出てきて堪能して、支払って、さっと帰る。
無駄なことをせず、ただ向き合う。
東京のとんかつ、そんな感じです。