エッジの効いたクオリティの高い料理を比較的多く出している松屋、ここのところイマイチな感じがしていたのですけどね、2025年最初の期間限定発売となった水煮牛肉～四川風牛肉唐辛子煮込み～が、かなり本気すぎて、「やってんな！松屋！」って思ったくらい攻めに攻めまくった料理で最高でした。
水煮牛肉といえば四川料理の代表選手みたいなもので、まぁとにかく辛い。水煮と書きますが、水はスープという意味なので、牛肉のスープ煮という理解が正しいのだが、ガチ中華だと辛すぎて現地の人でもスープを残すとか残さないとか。
定食がこちら。ご飯にいつもの味噌汁に浅漬けがついてます。
水煮牛肉の肉の部分は牛めしのショートプレートを使ってますが、香りからしてガチ中華。花椒がかなり効いてますし、とにかく辛い。一口食べて、あ、これやばい！と思った程。確実に一般客の感覚ガン無視してて最高だなと思いましたが、最近の塩味妙に強くない？的な料理より全然いいし、食べ進めるうちにわかってきたけど、ちょっと辛いのが食べられる人がギリギリ美味しいと思って食べられる最大限の辛さに調整してるなと感じたので、味調整した人どんだけギリギリのことしてるの？と思って感心してしましました。
この料理、米無しでは俺は攻略できませんでした。ビールでも飲みながらふんふん食べてもいいかと思いましたが無理です。米が辛さで勝手に進んでいきます。そして、浅漬けが救いの一皿になります。辛さ以外の話をすると、普通に美味いです。もしかするとあと何回か食べるかもしれません。確かに癖になります。そして、いやでも汗かきます。真冬なのに。
いやぁ松屋さん、やればできるじゃないというか、めっちゃ攻めましたね、これ。こういうの大好きです。
ちなみに、スープは残してます。中の具材だけ食べてます。そういうもんだと理解してます。
