諸用あり、久々の安城厚生病院へ。
その帰りに、なんか食べたいなと訪れたのは、23年11月に厚生病院のすぐそばに移転OPENされた、蕎麦や石はら。
お洒落蕎麦屋だな、愛知じゃあまり見ないし、東京でもどうだろう、そんなにないかもしれない。俺がよく東京で行く蕎麦屋に近いか。
とりあえずひととおり注文。蕎麦前を楽しみます。
日本酒を頼むと、カクキューの八丁味噌で作られた蕎麦味噌がちょこっとついてくるのだけど、まぁここからちゃんと旨いのよ。丁寧な仕事をされているのがわかる。
アテとして頼んだ山葵茎醤油漬け、俺の好きな味。東京でよく行く割烹であれば絶対頼んでいる花わさびの醤油漬けとほぼ同じ味、かなりレベルが高い。
杉のいいもんでお箸を出していて、お持ち帰りもできると。確かによき箸。持ち帰りました。
玉子巻。玉子の旨さをちゃんと伝えていくバランスの玉子焼きに、おろしと出汁。出汁が恐ろしく旨い。輪郭がはっきりしているけれども優しさのある味わいは見事。
天せいろを注文。十割は売り切れていたので、二八を。蕎麦つゆ、天つゆ、そば用のフルールドセルに、天ぷら用に藻塩と、4種類用意されているのがまた素敵なのと、冗談抜きで、そばと塩と山葵の合わせが最高。洒落ぶって出してきて合わないってのもある店もある中、ちゃんとなぜこういう出し方をしているかという理由がなんとなくわかる。
よく安城にこんなハイレベルなお店があったもんだ。凄いわ。