北海道に同い年の仲間が代表を務めているグループがあって、ちょいと行ってみたいなぁ、どんなもんかなぁと思って訪れた店。目立ったお店の看板を出してないので、えっとどこですか？レベルだが、有名な味百仙さんの隣ですよということで、何という思い切った出店。
あらいい雰囲気。神棚が置かれているのがまたいい。
箸置きが水鉄砲とは、また遊び心があっていい。ちなみに、本物です。
醤油とかのセットアップもまたいい。ワクワクするよね。
でもとりあえずは、サッポロクラシック（瓶）を。俺はやっぱりビールはこれが好きだなぁ、北海道バイアスかかってるかも知れんが。
お通しが、カニといくらの一口寿司。いいよね、こうちょっとお腹にキュッと入れるってのは。そして貧乏くさくないピッとしたお通し。いいじゃないか。
個人的には、もっともっと北海道の酒にフォーカスして欲しかったりもするが、割と酒蔵がなくなってしまっていると、かつて小樽の酒蔵を訪ねた時に関係者と話してた事あるから、まぁこういうラインナップになるんだろうけど、俺は本州の人間だから、やっぱり北海道のジャパンを。
平杯で。
旨い北海道の魚を食いたいじゃないか。盛ってもらったらこうなった。何というおめでたい盛り。これをいろいろ醤油とかで。至福。
昆布の素揚げ。普通の出汁昆布（冬島産の日高昆布の4等検。とは言え旨い）三温糖をつけて食べるってのは初めて知った。作り方も教えてもらったので、これは今度やる。美味かった。こんな世界もあるのだな。
羅臼のドスイカのフライ。めちゃくちゃソフトで旨味あっていい。旨い。本州では食べられんよなぁ、アシが早いもんで。
黒胡椒メンマ。俺、もっと黒胡椒あってもいい。でも、つまみに最適。
宗谷・松前 漁師の妻の手摘み糸もずく。北海道のもずく、むっちりして旨い。能登輪島のと似てるかも。そして、既製品じゃないちゃんとした塩辛は最高。
カレイの煮つけを。今回はサイズが小さかったので２枚煮つけてもらった。本来は皿はみ出すレベルとの事。優しめの味付け。
襟裳のカジカ、茹で上げポン酢。プリプリぬるんで旨いじゃないか。地元でしか出回っていないらしい。
まぁ何にしても、そこいらの北海道はでっかいどう旨いどうに飽きたひとはここに来るといい。まだ知らない北海道の旨いもん（特に海鮮）が食えるのは間違いない。この海老だってそう。
懐深く、まだまだ宝物が多く眠る北海道、それをトレジャーハントする感覚で行ってみるといいと思います。
港町のモンキチ 札幌駅北口店 （魚介・海鮮料理 / 札幌駅（ＪＲ）、さっぽろ駅（札幌市営）、北１２条駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.7
