池袋のにしき之中華ソバが割と好きで、ちょいちょい行ってました、実は。
で、ちょっと間があきまして、行ってみたら、麺堂にしきに変わってました。
券売機も今時のでかい画面スタイルになっていて、お札を入れる場所が分かりにくかったり難儀しましたが、
何を思ったのか、昆布水つけ麺を食べてみることにしました。
昆布水つけ麺、なんかいろんなところでやってるなぁと思っていますし、
ちょいちょい食べてはみたのだけど、だから何?レベルでなんの印象にも残らない。
本当にだから何感しかなく、うまくないし、なんなん?とか思ってました。
普通にラーメンにするつもりだったけど、どういうわけか、つけ麺を選択してました。
まぁいいやと思いつつ。
で、出てきたものはかなり驚き。
まぁもちろん盛り付けやら綺麗なんですが、
鴨だしのつけ汁のテクスチャの良さがまず良かったのと、
麺というか、昆布水に浸かった麺が本当に良かった。
このまま食べて美味しいし、何より、昆布のとろみがある昆布水、これ根昆布とか使ってんじゃないだろうか?とか思うくらいに、とろみがあり、味わいもしっかりある昆布水に浸かった麺自体がとにかく美味くて、だからこその鴨だしのつけ汁。理由があってこうしているんだよねっていうのがわかる、必然感のある美味しさで良かった。
焼いた鴨が添えられているのもいいのだけど、添えてあるオレンジがわかってらっしゃる。レモンじゃなくてオレンジ。ちゃんとお料理を学んでいる人が構築したんだろうなぁと思わせる。鴨にオレンジは正解だし昆布にも醤油にもちゃんと合う。そいて、ホースラディッシュもいい具合です。
この1杯だけで、ざっと文章が書けてしまうほどに、美味しかったし、また食べたいし、
しかもこれを食べてるのが朝10時前だしっていうので、やおっぱり素敵だわとしか思えないのです。
接客もいつもながらの感じでいいし。
にしき乃からにしきになってたけど、
やっぱ好きだわここ。
あと、多分お店の名前が変わったのを気づかずに何回か行ってたわ。俺。
麺堂にしき 池袋西口 (ラーメン / 池袋駅、東池袋駅、都電雑司ケ谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8