自作ラーメンを作る方々が結構界隈にはいまして、俺もやろうと思ったらおそらくのめり込んで大変なことになってしまうと思ってます。
実際、NHK「激突めしあがれ」を視聴したとき、本気で常軌を逸しているなと思いましたもん。あぁこりゃこの世界にどっぷりのめり込まないと無理だって思いました。
でも、サクッと自分好みの美味しい醤油ラーメンが、自宅にある食材で、下準備下ごしらえ無しで作れたらよくない?
っと思って、作りました。
個人的な理想としては、スープまで完飲できる、あっさりしつつもしっかり下支えがある、どんな時間にでも食べられる、食べ飽きないラーメン。
ここを目指して、作っていきます。事前下ごしらえ、一切なしです。
ラヲタ・自作勢的にはブーイング必至な作り方です。
■材料
・中華麺(製麺屋で買ってきた中細麺、食べたいだけ)
・芽ねぎ(添え物、あったほうが見た目にいい)
・水(たくさん使う)
・昆布(適量)
・醤油(今回白たまり・淡口・濃口の3種類を使います)
・玉締めしぼり胡麻油(少量)
・練り中華スープ(適量)
■作り方
1.多めの昆布を水につけたのち、60℃前後1時間で出汁を取ります。厳密にやらなくても沸騰とか沸々と湧いて無ければ目視でやっていいです。
2.濃口醤油2:淡口醤油1:白たまり:1で混ぜたものを30cc丼に入れ、練り中華スープを2tsp程度加え、玉締めしぼり胡麻油を1tsp入れる。
3.2に1を加え混ぜ、茹でた麺をしっかり湯切りした後スープに絡ませ、芽ねぎを添えて完成。
■まとめ
ラーメンの構成要件は、麺・具・スープ(ベーススープ+タレ+油)であるのだけど、
素ラーメンなので、麺とスープがありゃまずはいいということで、麺は買ってくる。ベーススープは昆布に頑張ってもらう(昆布の風味が欲しいので)のと、タレの役割とベーススープの役割両方の下支えを市販の中華スープに頼りつつ、これも使いすぎないでスープの存在感を消しつつ合わせ、醤油に関しては醤油の角を取らないでそのままあえて使うストロングスタイルで対応。
食材はそこそこにいいものを揃えるけど、キッチンはごちゃつかないし綺麗に使えるし、案外洗練されたものが作れるかなと思います。食材の良さをなるべく加工せず引き出してあげれば、ある程度は組めるかなぁと思ってます。
これが採算度外視完全お店版のラーメンだったら、また全然違います。
あくまでも提供するのは数名様分までという、そういうラーメンです。
しかも、気合い入ってない感じがいいんです。