味の素の卵チャーハン

味の素の卵チャーハン [レシピ]ごはんもの

味の素論争、昔からありますし、
昔は俺なんてまぁ味の素否定派でした。
じゃあ今は何かって言うと、
あらかじめ入っている化調とかはもうしょうがないけど、
それ以外はあえて使わない派です。
使わなくても美味しいもん作れるからです。

じゃあさ、味の素ってなんなん?調味料じゃん?とかなるわけやん。
こういう時は、基本のきです。そのまま味わいましょう。

とりあえず、そのまま舐めましょう。

ナトリウム類なので、まぁなんか結晶のような感じですわね。
旨味とは言いますが、そのまま舐めたってそんな美味いもんでもないです。
ですが、まぁこれ美味しくなるよねっていう、口の中でもわっと増幅するようなそんな感覚がするような味です。

ここで、わかりにくい解説をします、
楽曲制作者やPAとかレコーディングエンジニアとかじゃないとピンとこない表現です。

グラフィックイコライザーで言うと、1k帯域の味わいが、旨味です。
音の膨らみというか中域を生かすあの帯域です。増えすぎてても、ぼんやりするし、
なければないで、スッカスカな感じになるしで、ここだけ増幅したいよねって時は、1kとかボーカルの時には2kとかをぐっとあげたりするのですが、そのためのプラグインが味の素ですっていうお話です。

完全にわかりにくい表現ですが、そういうことなんです。

普通に作ると、味わいスッカスカになるところ、増強してまともにするのが味の素。
そんな感じで考えてくれればいいです。

じゃあ、わかった。
味の素フィーチャーで飯作ってみましょう。
チャーハンです。具材は卵だけ。味付けは塩と味の素だけ。

あじパンダ1振りが大体0.1gなので、ひとつまみだと0.6〜0.8g
通常の一人前に対して味の素1つまみを加えて塩で味付けすれば完成するわね。

やってみましょう。

■材料

・ご飯(食べたいだけ)
・卵(好きなだけ)
・塩(適量)
・胡椒(適量)
・味の素(適量 ※一人前1つまみ基準)
・米油(適量)

■作り方

1.中華鍋に油をひいて加熱したのち、卵を入れて目玉焼きにする。白身が焼けてきたらご飯を加えて目玉焼きを崩すように混ぜながら炒める。

2.味の素と塩、胡椒を加えて味付けしたのち、皿に盛って完成。

■まとめ

これができると、なんの具材を入れようがなんだろうが成立します。そういう料理です。

あと、味の素はどんだけ入れればええんやろうという限界値も知ることができます。
入れすぎたら、結構重たい味になるのでね、それは体で覚えてくれという話です。

ほどほどがいいんです、ほどほどが。

でも、1度は限界値を知っとけというそういう話なんです。

そして、健康被害やらなんやらいう人はちゃんとエビデンス読んでからねという話です。

俺はそんなに必要としない派なので、レシピに味の素が出てくることがないだけです。
料理の補正どうしようという時に頼りになったり、料理の均一化とかやるならまず必要なものであるのは間違いないです。なんなら病院食とか完調品なんてがっつりお世話になってんですから、この手のものは。

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