昭和から平成中期時代のスパゲッティカルボナーラ

昭和から平成中期時代のスパゲッティカルボナーラ [レシピ]卵

スパゲッティカルボナーラの日本でのレシピ時代変遷はまぁ非常に興味深い。
炒り卵状の炒めスパゲッティがカルボナーラだったり、
レトルトのクリームをかけたやつがカルボナーラだったり(今もか?)
美味しんぼ25巻「対決!スパゲッティ」の中で出てきた、本場の本物はこれだ!とか言ってきたものだったり。


最も、そんな当時、お子様だった俺は、どれが正解なんかわからず、そもそも食べる機会すらなかったので、(大体食べてたのは、自家製ミートソースか、ハウスのスープスパゲッテとかそんなもんだった。自家製ミートソース以外はほぼレトルトとかそんなんでした。)結局正解はわからず。


学生時代にイタリアンの店に居た時にガチのカルボナーラを習い、さらに、TBSチューボーですよ!で、トップシェフの作り方を見て、ようやく大体の事がわかり、さらに時代を経て、ネットでガチレシピを知るようになり、あぁ大体のピースは揃ったけど、食材集めるところから気合い入れないとなぁとかそんな感じになって今の令和の世の中になり、今に至るそんな僕が、昭和後期〜平成中期くらいまでに出てた大体こんな味よね的なスパゲッティカルボナーラのレシピを出します。

■材料

・スパゲッティ(食べたいだけ)
・ベーコン(食べたいだけ)
・卵(割合は卵黄1に全卵1 1人前だいたいこれくらい)
・パルミジャーノレジャーノ(もしくはグラナパダーノ、昭和感強めなら普通の粉チーズ、卵と同量)
・生クリーム(適量)
・塩(適量)
・白ワイン(適量だが、なくても作れる)
・黒胡椒(たっぷり)

■作り方

1.塩の入った湯でスパゲッティを茹でる。

2.刻んだベーコンを焼いて、脂を出していく。

3.2に1の茹で汁を加えて合わせたのち、固めに茹で上がったスパゲッティを入れて味を吸わせるように絡め炒める。

4.あらかじめボウルで混ぜておいた卵とチーズと生クリームと黒胡椒を3 に加えて絡める。この時、温度帯が高いとぼっそぼそになるので、火を止めて絡めて水分を適度に飛ばしてねっとりさせる。

5.器に盛り付け、黒胡椒をさらに振って完成。

■まとめ

卵黄のみで作るとリッチな感じになるのだけど味わい重くなるので全卵も使ってますが、現地原理主義者的には全卵を使うのは違うらしい。卵料理全体に言えるけど、火加減の難易度が高いので、卵黄のみで作った方が失敗は少ないかと思います。ボウルの中で作ってしまう方法もあるのでね。

しかし、久々に生クリームを入れたカルボナーラを作ったよわし。卵とチーズだけでここ10年以上は構築しているので、懐かしくなったよ。

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