ボロネーゼじゃなく、ポモドーロでなく、
レストランのリッチなやつでなく、
ふつうの美味しさのふつうのミートソースが食べたい。
ソフリット作りませんしワインも使いません。
作り方だって、まぁ簡単。
ふつうのスーパーで買えるものだけで作る、ふつうのミートソース。
レトルトは汁多いので、ちょっとあかんです。ミートソースなので肉しっかりです。
それで、カラヒグ麺で合わせるんです。美味くないはずがないんです。
■材料
・カラヒグ麺(食べたいだけ)
・牛豚合挽肉(食べたいだけ)
・玉ねぎ(挽肉の半量)
・舞茸(玉ねぎの半量)
・にんにく(舞茸の半量以下)
・ホールトマト(適量)
・トマトケチャップ(ホールトマトの半量よりちょっと多め)
・ウスターソース(適量)
・塩(適量)
■作り方
1.鍋に、下から挽肉→ざっくりみじん切りにした玉ねぎ→同じくみじん切りにしたニンニク→同じくみじん切りにした舞茸を重ねる。

2.加熱する。挽肉が焦げるように焼けてくるまでは蓋をして加熱しますが、香ばしい匂いが立ってkたら肉の表面がしっかり焼けているので、ざっと混ぜ合わせながら炒める。この先は蓋は使いません。・

3.ホールトマととトマトケチャップをまずは加えて煮はじめます。途中でウスターソースを加えて旨みを追加し、塩で味調整します。あとは余計な水分が飛ぶまで煮込んでソースの完成。※トマト缶の中を洗う時に使った水も一緒に入れるので、それも考えて煮込んでいきます。水分感というか味が水っぽく無くなってきたら頃合い。この時に、きっちり美味しすぎない、あれ?ちょっと味薄いかなレベルで着地するのがいいです。出来上がり、結局ちょうど良くなります。ここが分水嶺です。

4.茹でたカラヒグ麺を器に盛り、ミートソースをかけて完成。
■まとめ
味付けの着地点を、作ってる間にすごく美味いにするのではなく、ちょっと足りないかなで止めておくと、結果ちょうどいよい美味しさになるっていう考え方は、他の料理でも同様だったりします。特に水分量が変化する煮込み系は。
あと、こういう作り方をすると、粉チーズをかけたときに、変にこってりせず、味わいの爆発をしっかり感じる事ができます。
濃厚レシピじゃこんなことできません。
こういう、ちょっと隙をあえて作るレシピだからこそ、いいんです。
バター忍ばせるのもいいですね。もちろん作ったあとの味変で。
美味しすぎないには理由があるんです。そもそも、美味しすぎなんて毎日食ってりゃ飽きるんです。