個人的に、九条葱は昔から好きで多用しています。
もちろん、加熱するとガッツリ甘い下仁田ネギも好きなんですよ。
でも何だろうなぁ、この青さといいシャキッと感といい味といい、
好きなんだよなぁ。
じゃあもこれをメインにしてカラヒグ麺と合わせてしまえという、
なんともまぁ個人的思考の強い料理が完成したわけです。
シンプルです。ものすごくシンプルです。でも美味いです。
■材料
・カラヒグ麺(食べたいだけ)
・九条葱(思ったよりもたっぷり)
・ニンニク(適量)
・ラード(適量)
・米油(適量)
・塩(適量)
■作り方
1.フライパンにラードと米油を半量づつ入れて加熱したあと、潰して刻んだニンニクと九条葱を加えて弱火でじっくり火を入れる。少なくとも10分程度。焦がさない。途中で塩を加えて、ちょっと強めの味に調整する。

2.茹でたカラヒグ麺を1に加えて絡めて皿に盛って完成。
■まとめ
イメージ的には、ラルドを使ったパスタ料理なんだけど、市販のラードだとここまで美味いなぁにはならず、ちょっと重たいので米油を半量混ぜて、軽やか感を演出してます。手軽にラルドが手に入るなら、全然違う作り方をします。
カラヒグ麺を茹でる時、そもそも塩なんか入れませんのでね、なので九条葱側に味付けをしっかり目にして、出来上がりのバランスが良くなるようにしています。
これが、乾麺のパスタを調理する時も同様で、結局味わいの着地点をどうしたいかによって茹での際に塩を入れるか入れないか判断が出るわけですが、あれ、相当入れないと何も意味ないので、よほど厳密に料理してやろうっていう時以外が最近塩を入れてません。
プロセスも大事ですけど、結局見るのは着地がどうだっていうそういう話になるのでねはい。
あぁそうそう。塩だけでちゃんと美味しく作れますが、作るの苦手だなぁとか、もっと旨味が欲しい旨味教の方々は、化調入れとけば大体何とかなる感ありますが、結局どこの着地点に行きたいの?ってのを自由にできるのが料理のいいところだったりします。






