愛知県(尾張・西三河)のお雑煮

[レシピ]汁物

野郎のお母んのレシピ。
俺の実家の雑煮です。

普通っちゃあ普通だけど、
愛知県らしいっちゃあ愛知県らしい
そんな雑煮です。

■材料
・餅(食べたいだけ)
・餅菜(正月菜とも言う、愛知県の伝統野菜。小松菜に似ているけど、それよりも淡い色で、柔らかい。食べたいだけ入れよう。)
・油揚げ(食べたいだけ)
・煮干し(出汁用)
・酒(味付け用)
・醤油(味付け用)
・塩(味付け用)
・花けずり(トッピング)

■作り方
1.煮干しで出汁をとる。
2.とった出汁に、刻んだ餅菜・油揚げを入れて煮る。
3.酒、塩、醤油で適当に味付けをする。(基本、目分量&感覚)
4.切り餅を入れて煮て、盛りつけて完成。好みで、花けずりを好きなだけ盛って完成。

愛知県の雑煮は、至ってシンプルです。
海の幸、山の幸が豊富に揃う土地柄もあり、
雑煮も豪華に!という観念があんまり無いってのと、
質素倹約の精神性から来てるんでしょうかね?

味的には、シンプルだからこそ、旨い!っていうかんじですかね。
それだけ、作り手にセンスが要求されますが。

餅菜を入れるのは、
『名を持ち上げる』という、つまり、出世の縁起担ぎの意味もあるのです。
豊橋や豊川、新城など東三河になると、餅菜の変わりに水菜を使います。(浜松の影響があるみたいです)

立身出世していきましょう!

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