「福岡県×フーディストパーク」のPR企画として、今回、麹町なだ万福岡別邸にお呼ばれしてきました。ささっとお席を見回せば、おやまぁゲストの殆どが上品な女性ばかりで、野郎はほぼ俺一人。運営の人、呼んだの俺で大丈夫でしたか?でもまぁ逆に俺だったからよかったってことにしときましょう。複眼的視点というやつですね。
さて、なだ万でただただ美味しい料理を味わいなんてそんな話ではなく、しっかり福岡の食材やらについて学びんしゃいっていうそういう話でもありますので、
県職員の方からお話を受けた後、(JALの博多万能ねぎの航空貨物輸送の話が出てきたのは熱かった。)
日本野菜ソムリエ認定講師なかしまゆみ氏による野菜の講義が始まりました。こういう学びの機会は1つ1つ貴重なので、心して聴講します。
スライドも丁寧なので、ざっざとみながら理解を深めていきます。
なぜ福岡の食材ってええのかっていうのを説かれ、
野菜の食べ方やらの解説とかもありました。
まぁでも九州でこんだけあるなら、他地域でももっとこんなんあるんだろうなぁ。販売PRまで戦略的にやっていくなら、また全然違う話になってくるんだよなぁこの手の話は。
ちょろっとクイズなんかも出ました。これ、答えは全てです。そりゃそうじゃんね。
で、こうまとめて、講義は終了。
いよいよ試食のフェーズ。
料理長による、割とあっさりとした解説が入りました。
献立はこちら。
そうこうしているうちに、最初の重が目の前に。
開くと、
右側から、小鉢に、とよみつひめ×蟹×黄身酢。
巨峰白和、造りは天然真鯛と鮪を土佐醤油で。
煮物に、博多茄子のオランダ煮に博多アスパラガス。仕事が丁寧だと口触りが違う。お家で楽しむレベルではない。丁寧なお仕事がなされています。
博多のクエの唐揚げと博多ぶなしめじは、ただただ贅沢。
はかた地鶏どりとサラダ菜野梅ドレッシングは、ふつうの家でできそうですね。
左側の焼き物は、カンパチ幽庵焼はかた万能ねぎのぬた和え。
万能ねぎ、ぬたにするアプローチもあったんだ、これは学びになった。
食べながらも実は野菜の講義が続いていってます。食べながら学ぶというやつです。
果物についても学びます。
いつでも手に入る通年野菜に関しても講義を受け、次の皿へ。
博多和牛ロースト 博多えのきソース とよみつひめ
とよみつひめは焼いて供されてます。アプローチとしては洋食でも割とあるアプローチだし、博多和牛自体の肉の香りも、芳香強い感じなのでいちじくによく会う感じがしました。合わないわけがない。牛じゃなくても合う、これは。
さらに食材について学びます。これずっと学んでて思ったけど、これらの知識を詰め込みまくって料理のサーブやらサービスできたら、JR九州の「ななつ星」のサービスの人になれるんじゃなかろうかとふと思いました。
米と茶についても学びます。
食を学ぶは土地と文化と歴史と政治と・・・諸々学ぶことになり、非常に知的な所業なんだよね。だから好きなんだよね食というものは。学びが非常に大きいので。学びコスパ最強じゃないかと思う。というか、学び沼だな・・・。
かしわ飯と赤だし。九州だけど赤だしが出てきた。
梨シャーベットに、とよみつひめとチュロスに八女茶カスタードクリーム。このソースが美味しかった。
最後は八女茶で落ち着く。八女茶もいいよなぁ。
さて会もお開きということで、
支配人からのインフォメーションがあり、お開き。
まぁしかし、ここまで福岡食材満載のキッチリしたお料理を供される機会もなかなかないわけだし、それぞれの料理の活かし方等も学びになる部分や再度発見した部分もあり、しっかり学ばせていただきました。
あと、料理の味付けのポイントというか基本というか、味のつけ方重ね方という点も改めて学ばせていただきました。
さて、今度はどうこれを活かして行こうかねぇ。