折角の淡路島たまねぎなので、こりゃオニオングラタンスープを本気で作ったら絶対美味しいよなぁとか思ってました。
でもね、淡路島たまねぎを試食して思いました。普通に作ったら強い甘い味わいでリッチ感は増すんだろうけど、結構重たい仕上がりになりかねんなと。
そこで、完全に方針転換。和食にしました。
出汁をとり、たまねぎも必要以上に火入れせずクリアにクリアに仕上げます。
そう、出汁と淡路島たまねぎと必要最低限の油と塩、使うのは以上というかなりシンプルな構成にしてます。これだけで物凄く美味いです。
■材料
・淡路島たまねぎ(たっぷり)
・昆布と鰹節でとった出汁(仕込みたいだけ)
・米油(少量)
・塩(数つまみ程度)
■作り方
1.たまねぎをスライスして、少量の米油で焦がさないように炒める。飴色にする必要は一切なく、うっすらたまねぎの色が変化する程度までで炒めは止めておきます。
2.昆布と鰹節でとった出汁を1に加えて煮ます。アクは綺麗に取り除きます。その後、味を見ながら塩で味付けします。強い味というよりは、この時点でかなり甘いスープになっているので足りない塩味を補うというような感覚で。
3.盛り付けて完成
■まとめ
飴色たまねぎまで炒めていくのもいいけど、あれは確かに美味いのだけど、雑味にもなるので、綺麗な味わいにするならイキれいな状態は残しておかなきゃなぁと考えています。強い味わいは強い味わいでいいんだけど、それだと疲れてしまうし、そんな疲れる美味しい料理はこの淡路島たまねぎなら容易に作れてしまうので、こうしてます。シンプルなほど丁寧に、ですかね。