カレールーから作るカレーじゃなく、スパイスを1から調合して作るカレーって難しい印象があるけど、そうでもない。楽しいし美味い。何が違うかって言えば、ルーだと明らかに手数が減るのと、味もそうだけど香りが全然違う。鮮烈になるとね。
とはいえ、難しくはない。まぁ、やってみましょうよ。
今回ベースにしたのは、カレー番長・水野さんのレシピ。勉強になります。
■材料
・豚塊肉(肩ロースか、もも 食べたいだけ)
・にんにく(たっぷり)
・生姜(たっぷり)
・玉ねぎ(たっぷり)
・バルサミコ酢(適量)
・きび砂糖か黒糖などの砂糖(適量)
・オリーブオイル(適量)
・ホールトマト(適量)
・水(適量)
・スパイス(イエローマスタード、クローブ、黒胡椒、クミン、ターメリックパウダー、カイエンヌペッパー、コリアンダーパウダー、ガラムマサラ 適量)
■作り方
1.イエローマスタード、クローブ、ブラックペッパー、クミンをだいたい小さじで同量くらいで合わせて、焦がさないように香り立つまで乾煎り。
2.にんにく:生姜=1:1+塩:きび砂糖=1:1と玉ねぎを乱切りしたもの、1で乾煎りしたスパイスとバルサミコ酢をミキサーに入れて撹拌してペースト状にする。
3.適当に切った豚肩ロース肉を2で揉み込み、半日寝かせる。
4.鍋に油をひいて、みじん切りにした玉ねぎを薄い飴色になるまで炒め、そこにホールトマトを加えて潰しながら炒め、水分を飛ばし、途中で、粉スパイス(カイエンヌペッパー:ガラムマサラ:コリアンダーパウダー:ターメリック=2:2:1:0.5)を加え、ペースト状にしていく。
5.4に1を加えて火入れ。豚肉にうっすら焼きが入る状態と、水分もしっかりとばしていったあと、水を加えて弱火で1時間くらい煮る。水は一気に加えず、都度確認しながらだいたい半量づつ加える。
6.塩で味調整したあと、盛り付けて完成。
作ってみて思ったけど、こういうカレー料理っていうのは、僕が普段やってる音楽制作とかの同じだなぁと思うのです。
音を混ぜるミキサーってのは、音量だけでなく音質も調整できて、それをどれくらいのバランスで混ぜるかっていうのがお仕事なんだけど、カレーも同じなんですよね。音楽作るのとマインドが同じ。
まぁそもそも、野郎飯自体がそういう音楽制作者マインドでやってるものなのであれなんですけどね。まぁしかしカレーもなかなか楽しい。